まほろば |薮神地区地域づくり協議会・事務長ブログ

「まほろば」とは万葉集に出てくる古語で「美しく優れたよい場所」という意味です。


なわない教室~しめ縄づくりまで

なわない教室が始まりましたよ~

薮神小学校と「まほろば」の恒例事業だよ!!

30年以上続いているなわない教室なのだ・・・・・

地域の伝統を子供たちにも知っていただこうと、わら細工のできるお爺ちゃんたちが

一生懸命になって薮神小学校の4年生以上の子供たちに教えてきたんだよ。

 

しかし、課外事業で子供たちの自主参加のため年々少なくなってきて、

このまま続けるか、もっと一生懸命になるか、過渡期を数年前迎えました。

 

地域の指導者たちが、この伝統行事をなくしてはいけないと学校と話し合いをもち、

総合学習の一環として、学年の授業に取り入れていただきました。

お陰様で、子供たちは多くなり、指導者も多くなり、準備も大変になりました。

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まず、子供たちに教える前に、今年はどんな作品を各学年に指導するか打合せを行い

材料の調達を行い、事前準備に入りました。

まほろば」の寒い部屋の中、一生懸命わらを一本一本そろえて、指導できるよう準備しています。

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小学校の教頭先生も一生懸命手伝っています。ご苦労様です。

手前は、指導者代表の小幡一男さんです。いい仕事をしますね。

この準備に、7人で一日かかりました。

準備ができたら子供たちに教える日を待つばかりです。

最初は、4年生32名です。

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指導者がそろってあいさつと自己紹介です。

子供たちも元気よく、よろしくお願いします。と一礼をして、作業開始です。

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指導員代表が、今日はこんなものを作るのだよと見本を見せて、子供たちに期待感を持たせる。 作品は、みんなが相違工夫してください。と一言アドバイス

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はじめて「わら」を手にした子供たちに「なわない」を指導する。

最初にわらを2本づつ左右の手に持ち、左手と右手を合わせて、よりながらなってくださいと指導するも難しくなかなかできません。

指導者と一緒になってやっているうちにできるようになりました。

作品は、一輪差しの基となるなわをなってもらっているのです。

学年ごとに難しくなってきます。

それでは、次回の作品作りを楽しみに   この辺で